早花佐有子の日記

夫から妻へのルール

子育てと家事に専念して  

結婚してから夫の価値観に合わせ、

子どもが生まれてからはずっと子供優先の生活をしてきた。

 

母親だって自分を大切にしていいとか、

母親が笑顔でいられることが大切とかいうけれど、

子育てと家事で自分の時間はなかったし、

子供がいるとお金もかかるから、自分にお金をかけるのは難しい。

子どものケガや病気、学校からの不審者情報の連絡など心配事はいつも山ほどあった。

子育てを真剣になればなるほど、笑顔になれない現実もあった。

 

学校の担任による保護者面談では、子どもの弱点を、思いっきり聞かされる。

それは私の弱点でもあったりすると、本当に落ち込む。

 

子供にとって大切な時期なのだから、できるだけ多くの有益な経験を

させてあげたいとなどと欲張ったりすれば、、自分はどうしたいとか考える余裕もなかった。

 

全然器用じゃなかったからだろうとも思う。

 

ようやく子供が社会人になって、教育費などのお金がかからなくってきても、

本当にお金使っちゃっていいのか、

躊躇してしまう自分がいる。

 

 

独身の時、何しているときが楽しかったっけ?と思い出してみると、

少しづつやりたいことが浮かんでくる。

何年たっても自分の本質的な部分って変わらないのだなと思った。

確実に変化したのは体力なので、残念だけど折り合いをつけながら。

やりたいことやれたらいいな。

人生のフィナーレは、おもしろかった!と幕を下ろせたら…。