もうかなり前の話ですが、結婚した当初、正社員として9時から18時ぐらいまで
仕事をしてました。
朝は6時半ぐらいに起きて、夫と自分のお弁当を作り、それぞれの朝食を作って、身支度をして家を出ます。
帰宅後、回覧板が届いていればまわし、宅配便の不在届などがあれば連絡をし、急いで夕食の準備です。
ゆっくり食べる時間もなく、洗濯機をまわし、浴室の掃除をして、夕食の片づけ、
戸締りをして1日が終わるのですが、もうへとへとでした。
土日はブライダル司会などもやっていました。
この仕事は、子供が生まれて小さい間でも月に1,2回のペースできたらいいなと思い、
子供がいないときにキャリアを積んでおこうと思っていました。
結局、出産後は子供が基礎疾患を抱え、病院通いも多く、ケアも必要だったことと、夫が家事育児に無関心なことで、ブライダル司会の仕事は断念することになりました。
多忙の中で、遊ぶこともほぼできず、お金もかかるのでひたすら地味な生活を送ることになったわけですが、、、。
できるだけ手作りでご飯を作ったことで、社会人になった子は自炊するし、栄養バランスも考えて生活しているようです。
栄養バランスを考えた食生活のおかげか、基礎疾患なども改善し、健康に暮らしているみたいです。
地味な生活をしてきたことで、派手な暮らしもせず、堅実な生活をしている感じ。
ひたすら我慢、忍耐の私の日々も、子供たちは元気に、経済的にも自立してくれたので、報われてきたのかなという感じです。
私の母は、私とは正反対でした。
朝食はお湯で柔らかくしたお餅1個か、ジャムとパン。
夕食はレトルトカレーか、インスタント食品、お惣菜など。
私と父で家事を担い、大変だったこともあったと思うのですが、
父は早くに他界し、一方で自由奔放に生きてきた母は平均寿命も過ぎても元気です。
私は、高校の授業料と大学費用を自分で何とかしなければならなかったですし、成人式の着物なども当然ありませんでした。
5歳のころから親に代わって、家事を担い、いつもお金の心配をしてきたので、
自由奔放だった母への今後の扶養は、どこまでしなければならないのかと疑問が残ります。
結局、頑張った分は、いつかどこかで、自分に反映されていくように思います。